進行具合を症状から判断する

歯周病の症状からみる進行度合い

具体的に歯周病の症状はどういったものがあるのか、知りたい人がたくさんいるかと思います。名前は知っていても実際の症状となると、詳しく知っている人は意外と少ないのです。

 

そこで、進行度合いと共に歯周病の症状を見ていきたいと思いますので、一緒にチェックしてみましょう!

 

初期段階の症状

歯茎が赤くなり腫れてくる

通常の健康な歯茎というのは「薄いピンク色」をしており、腫れなどはありません。しかし歯周病の初期には「赤く腫れる」という状態になっていきます。

 

歯茎からの出血

続いて歯磨きをしたときや、歯間ブラシをしたときに歯茎から出血が見られることがあります。歯茎が腫れている状態で刺激を加えているので、出血が起こるのです。

 

歯石が増える

歯石というのは、プラークと呼ばれる「細菌が集まったもの」と、血液と唾液が混ざって出来るものです。ですから、歯茎から出血を起こしていると、細菌と唾液と混ざっていき歯石が健康な時よりも増えていくのです。

 

中期段階の症状

歯茎が下がり歯が長く見える

歯の周辺にある骨が溶けていくのが歯周病の症状になります。この影響によって歯茎が下がってしまい、歯が長く見えるようになってしまうのです。普段は隠れていなければならない部分が出ているという事です。

 

歯がしみるようになる

歯茎が衰退して、歯の面積が増えたことで今まで隠れていた「象牙質」という部分があらわになります。この象牙質は神経と繋がっているので、刺激を受けると「しみる」と感じるようになります。

 

最終段階の症状

歯茎から膿が出てくる

歯の骨が溶けていき、歯茎と歯には大きな隙間が生まれていきます。この部分を【歯周ポケット】と呼んでいます。歯周ポケットの中は常に歯周病菌と免疫細胞が攻防を繰り広げていますので、死んだ菌や細胞が膿となり出てくるようになります。

 

強い口臭を感じる

膿が口内で発生しているという事は、口臭がとても強くなっているという事です。自分だけではなく、周りの人にも気が付かれてしまう位に、キツイ口臭を放つ状態になります。

 

歯が不安定になり歯並びが乱れる

歯の骨が溶けているので、歯がグラグラするようになります。そのまま放っておくとさらに悪化していき、歯が移動を始めてしまうので歯並びがドンドン悪くなっていきます。

 

歯の神経が死に歯が抜ける

歯の骨が溶けていくと、その根っこから細菌が侵入する事があります。すると神経を殺してしまう事になります。このまま悪化を辿ると最終的には、歯が抜け落ちてしまいます。1本ではなく数本抜けていくこともあります。

 

このように歯周病の症状というのは、初期から最終段階までの間に、様々な事が起こっているのが分かります。初期症状のうちに手を打っておかなければ、最終的には歯を失う事になるという重大な疾患です。